吉野永之助のブログ

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嵐と文学と

その他, 2018年10月01日

嵐が通過している。私が居を構えた武蔵野の一角も昨夜、強い風雨が時速60キロの速さで通過して日本列島を北上した。外壁に突き当たる風が「ヒュー」と、まるで管楽器を耳元で思いきり吹くような、金属的な叫び声をあげていた。私は真夜中に眠れず、身をすくめながら時間の経過をただ我慢していただけだった。 気を静めるため、私は借りていた本「セロニアス・モンクのいた風景」(村上春樹 編・訳―新潮社 2014.10刊 Y3000+税)を取り出した。しかし風の音が大きくて、なかなか本に集中できない。セロニアス・モンク はジャズピアニストで、1960年ごろ一世を風靡した。わたしは続きを読む

NHKの小さな旅という番組で、私は少しもらい泣きをしました。自律神経の権威、順天堂大医学部教授、小林弘幸先生は(人は泣くことでストレスが解消されて、バランスをたもつことができる)と時たまの涙を進めているくらいです。わたくしは小林先生のファンなのでそのあたりはよく心得ているつもりです。そうかといって自ら買って出て「お涙ちょうだい」はしませんが。多くの人は自立神経が乱れて、(つまり交感神経と副交感神経のバランスを崩したりして)日常生活を苦しくします。 この小さな旅番組では、父親と10歳になる娘が四国の石鎚山に毎年登ることがテーマになっています。なぜかというと続きを読む

  自分の代りに何か偉大なことを成し遂げる人。田中陽希(たなかようき)はその一人です。NHKがスポンサーをしている登山であり、また旅行でありの冒険を本格的な登山家の田中が成し遂げる新しいエンタメをNHKのカメラが追いかける。まるで、ヒマラヤ登山をカメラマンが一緒に登りながら映像を追いかけるのと同じ趣向ではありますが、私のようなお茶の間ファンにはたまらなく魅力的な番組です。 田中陽希はものすごくタフでほとんど走りながら、山のふもとに近づきます。登山道に入ると息せき切って足早に登りはじめ、決して緩みません。NHKのカメラもきっとハアハア息を切らせて続きを読む

7月に立川市に転居しました。ここ立川に住み着いてまだ時間は経ってはいませんが、いくつかの驚いたことを記します。 ―砂川町にあるローソンで、このあたりに郵便ポストありうませんか」と聞いたら、レジの下に赤い小さな箱が設置されていて「ここですよ」と指差してくれました。まさか店内の足元に郵便ポストがあるとは! ―そこらかしこに「なないろ」という看板が。なないろ薬局、なないろ幼稚園、なないろ商店など、いたい「なないろ」とはなんだろう。土地の人に聞かなければまったくわからない。 ―立川バスに乗ってみました。ごく普通のバスです。ただ、ボデイのデザイン、カラーが小田急バ続きを読む

この人、聞きなれない名前ですね。私もここ立川市の住宅式老人ホームに転居してから、施設の中に立派な図書が集められているロビーデザインに感激して、(こういうのって好みだなー)とふと手に取ったのが「All About Saul Leiter」という写真集で、今まで聞いていた周りの日本人写真家の下馬評を思い出して、納得したり、そうではなかったり、驚きの一日を過ごしました。 昨年 アメリカはNYの写真家ソウルライタイーの写真展が上野で開催されていましたが、私は格別な関心もなく、見逃していました。また、友人の写真家も「まあまあだったかな」といったようなあいまいな評価続きを読む

働き方改革をするそうだ。それも政府の主導で。多分、それは(過労死)を防ぐのがねらいだろう。働いて、働きすぎて、ということは十分に会社に貢献しておきながら、どうして人は自分を追い込むのだろうか。会社も感謝こそすれ、もっともっと彼らを追い込むとは! 当該の働き者は会社としても、厚遇するように持っていかなければならないのに、ノルマを課したりして、ますます追いつめるような方向に持ってゆく。 私は、多分当時は高プロだったかもしれないので、第一勘的な意見を言わせていただきたい。 基本は政府主導は反対である。そうしたいならば労働者の転職、異動がたやすくなるような環境つ続きを読む

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