吉野永之助のブログ

その他

お正月のレストランでこと、わが息子が突然日本酒を注文した。え、いつもはワインバカリではないの?と無言で息子の顔を見る。しばらくして、日本酒とおちょこ風のグラスが卓上に運ばれた。 「これしってる? ダッサイというんだ。」 幸いというか、ダッサイという日本酒については最近雑誌の記事を読んだばかりであった。「知っているよ。一口試させて」とガラス製のおちょこを口にした。一口、口に含んでみたら、味わいが良く、口の中に風味というか、ふくよかなお酒の味が広がった。この酒をアメリカで醸造する気風が今盛り上がっているそうだ。 これが流行というものか。少々感慨深かったが、そ続きを読む

ある気持ちのいい夕方、散歩がてらに通りに面した古本屋を覗く。最近は文字文化がすたれてすっかり映像文化にやられているのは承知だが、あえて文字を追求してみようかなどと思う時がある。友達の田山さん、岩城さんなど、私の周囲に文学を勉強中の方々から話を聞くと、どうしても興味を押さえることが出来ないで、何かと聞いてしまう自分がいます。中には、このお二人のように何百ページにもわたる文学を書いている人もいます。まったく、世の中は広い。小説をまじめに書いている人がいるのだと、私の中では感服しきりであります。 で、古本屋の表の籠の中を物色して、吉本ばななの「つぐみ」を手に取続きを読む

近所の医者に行ったら、事務の女性が少し抑えた声で電話していた。「すいません。予防ワクチンは今切れていまして、もうすぐ入ると思いますが、予約はできません」と。そして、返す刀で、私に言った「80歳以上の老人は接種できます」と。 つまり老人用には在庫があって、一般の方には在庫切れですと言いたいのだろう。いったい、冬が来るのがわかっているのに、我が国は、年に一回は冬の季節だ、予防ワクチンのように国民的な予防薬を用意できないとはなんということだ。切腹ものだぞ、と私は少々怒った。 ワクチンをしてもしなくても、まだ一度もインフルエンザに罹ったことのない私は、体調を整え続きを読む

ステイーブン バノン 元アメリカ合衆国戦略補佐官は、8月に解任されているが、やはり「トランプ大統領の影のアメリカ大統領」という下馬評はなかなか看板を下ろせない。16日に放映の「NHKのインタヴュー」では、極め付きのタカ派の片りんをのぞかせた。 「北朝鮮との硬直状態をどうみますか」という記者の問いにたいし「硬直なんかしていない。いまだ継続しているのだ」と答えた。そして、中国問題については「中国は合衆国の政策を理解するはずだ」とアメリカ主導の世界戦略を説き、「アメリカを無視しては中国は成り立たない」とアメリカ優位の米中関係を強調した。 北朝鮮に対し、アメリカ続きを読む

私の時代では考えられない、知らない同士の人たちが、お料理とか、宿とか、車などでシェアすることが日常茶飯事になってきたようです。11月5日発行の日経ヴェリタスのスマートライフ欄にも明らかなように、知らない人たちが、料理をシェアして、作りたてのお料理をほおばりながら、新しい友人関係を築いたりしていると報じています。 私のマンションの前の土地にタイムズという駐車場が新規にできて、コインを支払う駐車スペースの外側に「タイムズ カー シェアー」の車が駐車しています。日産やマツダの新車同様の中型車が常時駐留しています。時には会員の運転手があわただしく乗って出かけたり続きを読む

選挙の最中、当たり前のことだが、私の住んでいる町のビルの合間に、拡声器の大きな音は響いた。「うるさいな」と外出する私は背にデイパックを担いで、マンションの玄関に赴き、数歩足を歩道に踏み出した。なんと、昼日中の町はがらんとしていて投票者はほとんどいない。わずか数人の大人がスピーカーでがなり立てる候補者の演説を聞いていた。 「長島昭久をどうかよろしく」と候補者はビルの壁に向かって叫んでいた。何かむなしく、悲しい風景。選挙とはこのように残酷で、滑稽で悲しいものなのか。「小学生のみならず、幼稚園だって無料の義務教育にするべきだ、私はその政策の実現を狙い、実行しま続きを読む

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