吉野永之助のブログ

関係者はたぶん必死の思いでしょう。今から12年前、フランスの食品会社ジェルベ ダノンがヤクルトの5%のステイク(株式)を保有してから、もう数年が経っています。ヤクルト内部ではやれ買収されるだとか、やれ乗っ取りだとか、大騒ぎだったろうと推察します。ダノンとヤクルトは友好的に付き合って契約を結び、結果ダノンの株式保有比率がただいま20%までに増えています。つまり、20%まで保有されても、法的にヤクルトの経営の根幹が崩れることはないということです。ダノンはさらに35%まで出資比率を上げて、共同経営とか、技術提携を進めようとしています。 ここでの私の問題意識は、続きを読む

メジャー ベースボールチーム「Athletics」 のGMが主人公のものがたりです。ゼネラルマネジャーの役は ブラッド ピット です。弱いチームなので、選手の待遇はNYヤンキースの5分の1ていど。金は出すが口は出さないはずの、しかめ面のオーナーがいますが、貧乏世帯なので、結局金も出せないのです。金持ち球団と比較して不公平そのもの。リーグ最下位を抜けださんものとブラッドピットは悪戦苦闘します。選手は試合を投げ出していて、遊んでいます。ファンもそっぽを向いています。コーチ、スカウトは古い経験を重視して選手の評価をします。 GMはついに意を決して、権限いっぱい続きを読む

何年かに一度くらいは起こる出来事ですが、10月20日の京都で起こった珍事です。メインの11レースに組まれた室町ステークスは、3歳上のオープンで距離はダート1200米。人気が割れていて、当たりまくるデムーロのマルカベンチャーが1人気でしたが、京都得意のテイアップワイルド(池添)、連投のファリダット(幸)、3歳の雄ワールドワイド(小牧)も注目されていました。 オープンの1200米はポンとゲートを出たら、各馬はチカラがあるので、行ったきりになると思いました。1200米ならバンバン逃げて逃げ切ってしまします。ということはなかなか軸が決まらないという競馬になりそう続きを読む

日経新聞の有力なシリーズ掲載「私の履歴書」はほとんど読みません。理由はあまり見つからないのですが、たぶん立派な皆様の人生が重くて、毎回付き合うのにエネルギーが必要だから、間引きしてしまうというようなことですね。その中で、最近目を引いたページがありました。19回目のパデユー大学のくだり。ノーベル化学賞の受賞者ほどの研究者が日本を出てアメリカで研究する理由、心情などが私の胸を打ちました。私の場合もアメリカの会社で20年を過ごし多くのことを学びましたが、なかでも「学ぶ環境つくり」の違いは大きい。根岸先生も日本を出て外から日本を見なさいと説いています。「世界は大続きを読む

新宿のオペラシテイーで篠山紀信の写真展が開かれています。タイトルは「写真力」といいます。会場を覗いてみて圧倒されました。それはタテヨコ3メートル以上もあるかと思われるほど大きく伸ばした人間の写真だったからです。被写体はどなたもご存じの宮沢りえ、貴乃花、山口百恵、三島由紀夫、市川海老蔵、ジョン レノン、夏目雅子、キャロル、中村錦之助、カルメン マキ、樋口可南子など、もうきりがありません。150枚に及ぶ作者の進めるポートレイトと集合写真は大きく分けると、歌舞伎、相撲の世界、そして芸能人、スポーツマン、ダンサーなどに分けられるようです。 会場には熟年女性が押し続きを読む

まさか、の受賞でした。あのような大きな連合が授賞対象にあるなんて。しかし、私個人の喜びは大きいです。本当によかった。何が良かったって、それはノーベル賞の審査委員が「新しい、平和な欧州の建設を鼓舞しようとしているからです」ヨーロッパでは何百年も戦争があり、もっとも最近の血で血を洗う戦いは、1992年―95年のユーゴスラビアの内戦でした。ボスニア へルツェゴビナ合わせてわずか4年くらいの期間で死者の数は20万人に達し、難民は200万人もでました。 このような悲劇に終止符を打たねばならない。ヨーロッパは心を一つにして平和を取り戻したい。という願いが、1999年続きを読む

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