11月4日は日本初の競馬のイヴェントがありました。場所は金沢競馬場です。私は金沢に競馬場があるのを知りませんでしたが、このG-13鞍は本物の地方競馬場でのG-1で、賞金も8000万、6000万、4100万と半端じゃなかったのです。

最初が8レースの「JBCレデイスクラシックーダート1500」という牝馬のレースで、メーデイアが浜中を背に単勝1.0倍という異常な人気を背負って圧勝しました。2着にアクテイビューテイ、3着はキモンレッドです。③連単も想定通りわずか1650円。メーデイアは新馬戦でタイムオーバーした問題児だったのですが、よくぞここまで成長したと解説者は感慨無量でした。

次のレースは「JBCスプリントーダート1400」で、エスポワールシテイが前回同様後藤を屋根に1.8倍の圧倒的な人気を背負って、ドリームバレンチノとセイクリムズンをなで斬りしました。このレースは老いて盛んなエスポワールの強さと、元気な後藤騎手の印象が強く心に残りました。③連単は9470円でした。それは2番人気のタイセイレジェンドが内田を背に惨敗してしまったからです。相変わらず、内田騎手は有力馬でファンを裏切りますね。

10レースは本日の目玉のG-1で、「JBCクラシック2100」です。このレースは昨年ワンダーアキュートが勝っています。再度勝つかもしれないという可能性があったのですが、若い4歳のホッコータルマエが、押し切りました。南部杯でエスポワールに負けたのですが、ここで本領を発揮して横綱相撲で、逃げ切りました。2着にワンダーで3着はソリタリーキングでした。やはりタルマエは評判通り2014年のダート王者になるべく、ステップを踏んでいるのです。期待のハタノバンクールは着外に落ちました。

金沢というローカル競馬で3つのG-1レースを施行するなんて前代未聞、しかもテレビ放送付きです。私たちのようにA-PAT組も自宅で馬券を買えるのですから、世の中進歩したものです。ちなみに私は3レースのうち2レースで③連単をゲットはしましたが、「とりそん」という交流競馬の運命に身を任せました。