吉野永之助のブログ

株式投資

青山学院の教授だった井手先生に教えてもらった「アメリカは日本経済の復活を知っている」浜田宏一著 講談社 という本には触発されました。一言で紹介するならば、この本は日銀ならびに、教え子だった白川総裁の金融政策を鋭く批判する書です。 さて、アドバイサーに有力な人材を取り入れたように見える安倍総理のアベノミクスは成功するか?再び日本を成長軌道に戻せるか? 私なりの考えをちょっとだけ披露させてください。まずブレーンですが、直接、間接的に接触する維新の会の支持者の古賀さん、竹中さんは適材だとおもいます。高橋洋一さんも、また上記の浜田イエール大学名誉教授も、海外の経続きを読む

私の友人に岡本和久さんがいます。岡本さんは、目を見張る経歴をお持ちで、投資の世界では学識経験もありかつ、運用にも強い方です。I-OWA という投資グループをまとめて、勉強会をしています。たまたま12月の例会に出席させていただきますが、そのテーマが「東インド会社」だそうです。 私はこの数年間、日本企業のガバナンスが弱いという事実に大いなる疑問と失望を感じていました。日本企業は資本主義の原点に立ち返って資本と経営を考え直さないといけない。そうしないと厳しい国際競争に負けてしまう、とあせっていたのです。そこでよくよく考えたのが、東インド会社のこと、南極大陸探検続きを読む

今頃何を言っているのか、キャノンはもともと優良企業ではないか、と反論される方もいるでしょう。そういう方も含めて最後まで読んでください。キャノンは70年も歴史のあるカメラ事務機の会社です。しかし、日立同様、長い間日本のマーケットでトップ企業、社風もあたたかい家族主義を貫いてきました。雇用を大事にすること。バブル時代に難しい雇用の確保をするための哲学はそういうところにあったと思えます。しかし、国際化が進み、また長いデフレを経験して、キャノンは体質が変わったとおもいます。 それは何か。それは「世界で通用する経営哲学を取り入れた」ということです。キャノンは製品を続きを読む

関係者はたぶん必死の思いでしょう。今から12年前、フランスの食品会社ジェルベ ダノンがヤクルトの5%のステイク(株式)を保有してから、もう数年が経っています。ヤクルト内部ではやれ買収されるだとか、やれ乗っ取りだとか、大騒ぎだったろうと推察します。ダノンとヤクルトは友好的に付き合って契約を結び、結果ダノンの株式保有比率がただいま20%までに増えています。つまり、20%まで保有されても、法的にヤクルトの経営の根幹が崩れることはないということです。ダノンはさらに35%まで出資比率を上げて、共同経営とか、技術提携を進めようとしています。 ここでの私の問題意識は、続きを読む

6日の夕刊の見出しは、「NY株、07年12月以来の高値」というもの。私は日経夕刊を見てショックを受けました。今更ショックもないだろうとは思います。だってそれは誰でも知っている事実ですから。でも見出しを見るとあらためてショックを受け、自分の国、日本は07年は日経225は1600くらいだったなと思いだすのです。 日経225はいまだ8900-9000のレベルで低迷しています。つまり07年の半分です。どうしてこのようなすごい差が生まれたのか、原因はなんだったのかと、子ジャガイモの煮ころがしと豚肉のフライの夕食をしながら、そのことが頭を離れませんでした。NY株が戻続きを読む

こういうのって社風というのでしょうか、それとも業種の特性というのでしょうか。こんないすごい日本経済の低迷の中で、この会社はびくともしないのです。なーるほど、事業が下水のような公共投資がらみだから、景気なんて関係ないんでしょう。たとえば2008年3月の営業利益率14%台から変化なく2013年3月も14%台(予測)。となるとやはり不況はないんだ。 しかし、純水製造装置をもっていて電力会社や半導体会社に売っています。これらの業界は不況の真っただ中です。そこは栗田工業にはまずいでしょう、と突込みが入ってきても当然ですが、それに対しても、会社は反論できます。「メン続きを読む

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