最近日経オンライン編集部というところが、情報を無料公開すると決めたらしいです。3月の或る日、なにげに日経電子版をひもといていると「会社四季報 ONLINE」の“四季報記者が選んだ新年度大化け期待の20銘柄” という記事にぶつかりました。又なにげに開いてみると、確かに業種を分けて20銘柄が選出(推奨ではないです)されているのです。

きっと日経四季報の記者が四季報作成の目的で足で調べた情報を読者のために公開したのでしょう。電機・精密とか、金融とかの業種の中で数銘柄取り上げて簡単に説明しています。たとえばバイオ・医薬では「UMNファーマ、ファインデックス、朝日インテック」の3銘柄について、それぞれ有望な事業を解説しています。UMNファーマはインフルエンザワクチンの開発と出荷先、ファインデックスでは電子カルテの管理システム、朝日インテックでは心臓カテーテル手術用資材、などをトピックとして取り上げています。

毎期発行される四季報には目を通している私にとって、20銘柄だけでもハイライトして取り上げて、ヒントを頂けるので助かります。無論、日経は買い推奨などはしていません。ただ、情報を四季報という印刷というメデイア以外のメデイアを使って、自己の事業に、いわゆる付加価値を付けたのでしょう。私的には、少なくとも、その記事に目を通しながら、「勉強になるな」と率直に思いました。無論、私なりの料理を作るために食材をご提案してくれたものと解釈しています。