恒例の新しい四季報から選ぶ有望銘柄が出そろいました。有望とは、今回も、「買いましょう」ということではなく、どちらかと言えば「注目しましょう」というニュアンスです。

個々に取り上げた銘柄の共通点は、ちょっと無理矢理にこじつけたものもありますが、1)ROEが比較的高い、2)配当利回りがあまり低くない、3)チャートの形が悪くない、今期の業績が増収増益をみこんでいる、4)結果P/Eは高くはない、、などのくくりができそうです。

 

予想ROE 予想EPS  P/E 予想Div  株 価

8591 オリックス    10.8x 175.5 8.7x  27  1534

7988 ニフコ      10.9  232.7 14.9  78  3470

7832 バンダイナムコ  11.6  147.9 18.7  44  2772

7636 ハンズマン    10.6  198.8  7.4  40  1470

6340 渋谷工業     11.4  155.4 19.8  30  3085

6052 イーピーミント  15.6  179.5 10.1  40  1818

5819 カナレ電気     9.7  148.2 11.3  35  1684

3180 ビユ-テイガレジ 17.4  211.5 12.5  22  2650

3179 シュッピン    28.1  111.9 14.8  16  1667

2715 エレマテイック  10.9  200.3 10.1  60  2030

2410 キャリアデザイン 30.0  93.6  12.0  28  1125

 

予想値は思い切って16年3月の、しかもレンジの中の一番高い数字ですので、まあベストシナリオということになりますか。ただ長いデフレ期を経て、インフレ気味の時代になりますと、強い会社はますます強くという傾向ありますから、そういう立場で考えてみてもまんざら間違いではないと思います。

上記以外には惜しいところで落ちてしまった銘柄がありますが、それらは: 9644タナベ経営、9622スペース、8596九州リース、8586日立キャポイタル、7966リンテック、6151日東工業、などがありました。

なおイーピーミントを考えるならばイーピーエス(4282)も同時に検討しましょうか。