我がマンションも売り出して、即入居してからすでに10年。組合は修繕積立金を少しづつ貯めてきたようですが、ついに大規模改修をすることになりました。入札に応募した長谷工系のメンテ専門の子会社が権利を獲得しました。これから12月まで長い改修期間、いろいろ不便を我慢しながら、工事の方々とお付き合いしてゆくようです。

最初に気づいたことは、長谷工が事前に打ち合わせ会を開くなど用意周到だったこと。これは住民との間に余計な軋轢を生まない用心です。ホワイトボードをところどころに設置して、現在の改修工事の進展具合を逐一報告しています。また、テラスについては、洗濯可とか否とかも表示してくれます。何しろ10階建てのビルにくまなく足場が組まれていて、まるでバベルの塔のようで、塗装もするので、洗濯ものが干せない日があるのです。

感心したことは長谷工の人たちがとても愛想が良くて、住民と半年間仲良くやっていこうとしていることはありあり。又、職長というシャツを着た人が数人いて、仕事を仕切ったり、住民と打ち合わせしたりしていること。あれやこれやで、これならば、今回の改修はうまくゆくだろうなという予感を得ました。フト思ったこと。いったい肝心の長谷工の株かはどうなっているのだろうか、ということ。さっそく調べてみると、株価は最近の高値圏内ですが、1380円近辺です。日ごろの好機心が頭をもたげました。増配含みで、2018年3月には40円もありうる。EPSは209.6円。ならばP/Eは 6.6倍,なおかつ配当利回りは2.89%ではないか。売り上げ、利益も2019.3にむけて、順調に伸びるようです。

大規模修繕や仲介の子会社好調と四季報にありました。なるほど、なるほど、私は腑に落ちました。