上記の研究会に参加してきました。その日500人は入ろうかという大会議場に現れた会社代表は3社分の3人でした。

各社の説明が始まりました。まず薬の業種から「第一三共」です。この会社は一時インドのランバクシーと言うジェネリック会社を買収して、失敗して株式を売りもどし7000億を手にれました。買収については品質管理が失敗して「なかったことにしてくれ」とでもいうような気持だったのでしょうか。過去6年間売り上げはまったく成長していませんので、さすがに困った会社は中期計画を立ててこれからがん分野とか新薬の創出とかの計画を立てました。

つまり2020年には今の売り上げ9800億を1.1兆に引き上げ、営業利益も1300億から1650億にしたいという中計ですね。ただ、がん治療薬領域には目立つものが無く、これから手をつけるという段階です。ワクチンは有力なので、そのうちがん対策用ワクチンも商品化されそうです。この会社は新薬創出力を誇りますが、そのあたりは私の理解を超えています。結果、私は今投資する気持ちにはなれませんでした。バリューレポートと言うCSR誌が配布されて嬉しかったですが、小さな活字がぎっしり詰まっていて、読みにくいです。投資家のことも考えて冊子も作成してくれればいいのにと思いました。

一報「鳥貴族」は焼き鳥など280円均一価格政策という珍しいモデルをもって成長中の、居酒屋ですがしばらくは成長は続くと思えます。女性でも入れるという店がまえとか、笑顔の接客とか工夫を凝らしていますが、客単価も下がらず、客数も一桁づつ増えています。

店舗と売上高の中期計画を持っていますが、今のところ順調に推移しています。それに働き環境は優れているようで、離職率は10%とこの業界にしては低いと見えます。株価はもう割高の水準生きていますが、先を考えるとそうでもないと思いました。

とにかく私の住む町にも鳥貴族がありますので、一度お邪魔してみようかなと言う気持ちです。

最後に「GMOメデイア」ですが、ここは省略します。