時々思わぬ方から私のブログを読んでいると言われて驚きます、と同時に感謝の気持ちが沸いてきます。「お忙しいのに、お付き合いいただいてありがとうございます」
さて、今日はエリカ様の紹介と、逃げ馬クラブの会長として「逃げ馬を重視して馬券戦略に生かそう」というお話をします。一人の競馬キチガイ、新潟産の山崎エリカという女性がいます。とにかく競馬大好き、20年前にメジロパーマーで目覚めて、ついに本を出してしまいました。競馬ファンならすでにご存じでしょうが、それは「逃げ馬を極めて億を稼ぐ」白夜書房の競馬王新書 Y900 です。もともと逃げ馬が好きな私は、たとえサイレンススズカの事故を目にしても、武を嫌いになっても別にサイレンスを嫌いになるわけではないです。またタップダンスシテイーで馬券を外しても、罵声を飛ばしたりはしません。
皆様に訴えたいこと 1)逃げ馬を軽視したり、見下したりするな、2)逃げ馬の入着の統計を直視しろ、3)馬柱で前走、前々走二けた敗けの逃げ馬を重視しろ、4)馬券を逃げ馬中心に組み立てることを真剣に考えろ、などえらそうに主張する次第です。始まりはこの2月2日、この本に感動したわたくしは少し目覚めて、馬券戦術に逃げ馬を意識してとりいれました。そうしたら私なりの水準ですが、大爆発、年初からのマイナスをすべて奪回して、若干ですが戦績がプラスサイドになりました。この日の勝ち馬投票は23k、そして回収が198k、と私は自分の潜在能力はすごいと錯覚しました。馬券の買い方はちょっといい加減で、コレクルに違いないという勘をかなり使いました。
つまり馬ですから、科学でないものを科学するのには限界がありい、アートなら、アートらしく取り扱えという、原則を守ったような感じです。さて、この本から、会長の私がパクって「逃げ馬の見つけ方10箇条」(68ページ)をご紹介します。
- 前走で逃げる競馬をしている馬
- 前走で他の馬よりも短い距離を使われている馬
- 前走で他の馬よりも速いラップを刻んでいる馬
- かつて逃げ馬戦法で好走した実績のある馬
- 内枠の馬
- ブリンカー他、馬具を装着してきた馬
- 斤量、ハンデの軽い馬
- 前走,チカラをだしきれていない馬
- 負け続けている馬
- 前に行きたがる騎手が乗っている馬
もう少し詳しく書いてありますが、要するに皆様がなるほどそうだよなと納得できる条件ばかりですね。私的には内枠、斤量、ライバル関係(他に有力な逃げ馬がいるかいないか)騎手(たとえば小牧、和田、中館、武、丸山、大野など、馬具、馬柱の過去の記録で①①①と逃げている馬、などを重視しています。
自慢話にはしたくないのですが、地味なところで例を紹介します。
3月23日、そうですね日経賞のあった日です。「中山10Rの利根川特別ダート1800」の出馬表を見て感じました。1枠の①ケイジーウインザーは逃げる。そして粘ると。相手は単勝1.7倍の②ヒラボクマジックでしょう。日刊スポーツ紙の馬柱では「逃げ馬認定」(吉野めいめい)の白抜き矢印が付いています。ピンときた私は1-2の馬連を一本買いました。外にはヤマタケデイガー、トミケンユークアイ、ナムラグーテン、カフェコンセールなど1000万クラスの中堅どころがぞろぞろ。でも私はそのとき、それら中―外枠の馬を無視したのです。
馬単1―2.2-1も頭をよぎりましたが、とりあえず実験的にやってみようと考えて、投票しましたら、ケイジーは岩部というあまり強くないヤネでしたが、でしぶとく逃げ切ってしまいました。そうだったんだ、これでいいのだ。と私は大満足。馬連は19.4倍でした。
逃げ馬談義は続きます。皆様もぜひ投稿ください。菅芳郎さん、張リオさん、逃げ馬の話、書けましたら、メイルに添付してください。ほんの20-30行で結構です。
さて、続きをお楽しみに、 ―逃げ馬クラブ会長よりー