連休中なので、外出も遠慮してテレビで競馬観戦とします。久しぶりに新馬戦をまじめに観戦しましたが、理由は、ほんの気まぐれで、もしかして、ロゴタイプみたいに後世に名を残す有力馬が今週出てこないかなどと淡い期待をしたのです。まず函館の11:45の新馬戦では「ペプチドスピカ」(父ヨハネスブルグ)が10馬身はなすという圧倒的な勝ち方をして私たちをあっと驚かせました。テレビの中継では、「父ヨハネスブルグの仔です」とアナウンサーのご案内でした。
その後の12;25には新潟5レースでスナークマスカラスという新馬が勝ちました。この馬も父ヨハネスブルグです。そのとき放送席のアナウンサーが少し興奮して、「今日は続けて父ヨハネスブルグの仔が勝ちましたと」しゃべっていました。新潟は次の6レースも新馬戦ですが、何気なくスポーツ新聞を見ていたら、この6レースにも父ヨハネスブルグの仔ネロが出ています。そうか今日はヨハネスブルグデイなんだなと、本命で戸崎が乗ってくるので単勝でも買ってみようかと思いましたが、3階連続はないだろうと、まあやめました。
そうしたら、なんとこのネロも勝ってしまいました。小倉の新馬戦には同じ父が出ていませんので、今日は新潟と小倉2場ですが、ヨハネスブルグの馬が出走した新馬戦を席巻してしまったわけです。こういうことって珍しいのかしら。たぶんサンデーとかデイープなどではこういう出来事はいくらでもあるでしょう。そこで持ち前の好奇心がむくむくと首をもたげて、私はちょっとだけ調べてみました。ヨハネスブルグは強いヨーロッパの血統です。6~7ハロンで好成績を残しています。ということは新馬戦にはもってこいの血統なんですね。確かにヨハネスブルグの父ストームキャットはアメリカで2歳馬のリーデイングサイヤーになっています。
つまリ、2歳で活躍する子供が多いということで、距離も、配合によってはマイルも大丈夫ですが、短いほうが良く、またダートとか重い馬場でチカラを出すようです。この夏、新馬戦に父ヨハネスブルグが出てきたら要注目ですね。
(注)今日8月17日は新潟9レ-スにシニスターミニスターの仔モルダバイトが出走しました。この馬を頭に馬単を買ってみましたが3着でした。