さて週末はあなたの競馬趣味はいかがでしたか?大いに楽しみましたか、それとも苦しみましたか。もう一度土日の中山、阪神の圧倒的な一番人気馬がどうなったかを検証してみました。実は5勝2敗でなかなか優秀な結果でした。中でも盛り上がったのはG-1のジュベナイルのハープスター。単勝1。7倍にもかかわらず、ゴール前で伏兵レッドリヴェールに刺されてしまいました。というよりも、馬群をこじ開けて抜けてきたが5センチ追いつけなかったと言った方が正しい表現でしょう。
ということで、レッドレイブンとか、バンドワゴン、ロンギングダンサーなどは単勝100円台の人気通りに強さを見せつけました。相手関係とか、出走頭数とか、いろいろ条件は整っていたと思います。私も見たところ、これらの一番人気馬が負けるとはなかなか想像できなかったのです。もう一度繰り返しますが、単100円台の一番人気馬が勝つ確率は50%、2着に残る確率は30%です。よって、一番人気が3着以下に飛んでしまうのは20%程度ということです。
私がフォーメイションを組んで、ハープスターを1着と2着に固定して、あとは5頭を配列して馬単を買ったのはこの80%に賭けたということです。単勝100台ともなれば、いろいろな不安材料も言われますが、やはり2番人気のホウライアキコ(単勝4.7倍)とは人気の差が大きすぎます。ファンは知っているのですね。そこで、同じ結論になりますが、単100円台の一番人気を消すには、それなりの理由が必要です。それは、当該の馬にとって初馬場とか初距離とか、攻め馬がうごかないとか、クラスが上がってきたとか、いろいろあります。
いわゆる「不安な人気馬」ということは経験ある競馬ファンなら誰でも知っていますね。
それを突き止めるのが競馬という趣味の醍醐味ではないでしょうか。勝つ理由を探すのではなく、負ける理由を探すのは言いようもなく楽しいですね。さて、谷桃子さんというタレントがいますが、BS688チャネルで競馬番組に出走しています。彼女は日刊スポーツ紙上で、なんと3着に入ったフォーエバーモアのワイドと③連複を提案していました。うまい馬券戦術です。なかなかヤルナーと思いました。
この日、香港ではG-1が3鞍行われ、わが日本勢はロードカナロアが圧倒的強さを見せて再び優勝、そしてトウケイヘイローが武をヤネに逃げ残りであわやの2着、アスカクリチャンは7着でしたがいい競馬していました。日本の馬って本当に強くなったんですね。