14日土曜日の中山第4レース、12頭立ての障害の未勝利戦ですが、何気に出馬表を見て今いましたら、妙なことに気づきました。一番人気の馬が「ドリームセーリング」単勝1.2倍ですと。次の人気馬は「ドリームチャージ」そして次の有力馬が「ドリームパワー」というのです。スタートしましたが、馬券は買わないで見ていました。障害を淡々と飛越(とはいうものの、連中は淡々乗っていたわけではないのですが)して、レースは終了、そして、、、、結果は1着ドリームチャージ、2着がドリームセーリング、3着がドリ-ムパワーでした。

え? ドリームだらけじゃないの?と驚く私でした。遊びで、ドリームの3頭の馬券を買っていたら(タラレバです)どんな買い方をしても当てていましたね。それよりも最近のおかしな馬名におふざけを感じていた私は、つぶやいたものです。「もう、勘弁してや、馬名が今や貧困そのもの、これではレースも楽しめない。馬主さんもっと努力してヨ」

ほかに気づいていた馬名で気になるのはキスとかラブという名のつく馬がおおいのです。とにかく日本人は「キス」「ラブ」という普通名詞が大好きなようですが、西洋には馬名としては少ないのではないか。私たちがキスとかラブとか公然と使うのは西洋人ではないからだとおもいますが。これって日本人の劣等感そのもの。いわく、アドマイヤキス、キストウーヘブン、ビーデイキス マイネルラブ、ETC.生活習慣として人前ではカッコウのいいキスなどできないわが民族は、キスには弱いのでしょうね。馬名には横文字をつけなくてはならないわけではないのですが、カタカナ表示ですから横文字にしたくなるのでしょう。そういった意味で、有馬記念をパスした「キズナ」は立派な名前ですね。今、世界に同名の馬が3頭はいるようです。

日本競馬は毎年7000頭くらい新しい馬が出てきます。ということは10年で7万頭。馬主を困らせているのは、つける名前がなくなってきたということらしいです。そこでおかしな名前でも登録オーケーになってしますのです。わたしの好きな名前は「オサキニドウゾ」です。これじゃー勝てるわけないな。土曜は中山6レースに「コンドコソ」という名の馬が出てきました。心はきっと“今まで勝てなかったのに、今度こそ勝つぞ!」というところでしょう。しかし新馬ですから今まで走ったことがないのですから勝てたはずもない。馬主の神経を疑います。また、最近気になっていた馬「デルマヌラリヒョン」ですが先週勝ってしまいました。名前がおかしいのですが、強い馬だったのですね。追いかけていたのに買い損ねた私はマヌケヒョンというところ。

私の好きな馬名は「カンタベリーナイト」。今まで28戦してわずかに3勝、最近では2600米で3着に。この馬はサンデー系でスパイキュールの仔。2600米という長距離に強い、スタミナの馬です。2600米戦を好んで使っていますが、2600米というプログラムがなかなかないので、勝つチャンスもありません。ヤレヤレです