有名になった塾の先生、林修さんがスカイパーフェクＴＶ ｃｈ３８８ に出場した。この番組のタイトルはご存じ「競馬場の達人」です。この人は学生のころから勉強ができたそうで、入学試験で１，２番だったと同じ塾の先生がばらしていました。林家は父親の代から競馬に親しんでいたようで、いわば門前の小僧のような環境だったらしいです。
当日はテレビ収録のため、林さんはややテンションが上がっていて、たびたびテレビ目線を見せていました。第一レースから２－３万円を投入していたのですが、なかなか当たりません。つまりこの日は本命サイドの日だったようです。彼はまじめでパドックで馬を判断しています。ただ負けが込んできた後半にはパドックに顔を出していたかはわかりません。３レース目かに２００００円の馬券を２枚取って４万ほど手に入れました。しかし、それからも付きが回ってこないようです。「福島競馬こそ、競馬だ！」などと声を強めていましたが、その福島で、これといった予想ができたようで「いつ買うの？いまでしょう！」と張り切って勝負に出た馬券は大きく外しました。
なんだかおかしい。自信があるようで当たりません。テレビ向けのパフォーマンスかもしれないとお気の毒に思ってしまいました。馬券は大言壮語するほど当たらないもので、自分もよく経験するところです。苦いですね。この人は頭が抜群にいいですね。記憶力も、競馬の知識も、パドックに通う姿勢もいいです。いつもとは違う買い方でもしたのでしょうか。馬単ボックス１０点以上とか、馬連も多頭数のボックスで、１，２頭軸の③連単も③連複も、なんと⑩通りも買っています。つまりひとレースに１００円券、２００円券で２万円とか２．５万円買って、当たってもなかなか元が取れません。結局１２レースまで遊んで７８０００円のマイナスでした。
でも、あかるく「今日はやられた」と言い残して帰りましたが、ダメジを受けた様子もなく去っていきましたが、きっと懐が豊かなのでしょう。自分にはこのような広げた買い方は到底できない芸です。しかし、とことん広げて、多くの目を押さえてみることは時には必要かもしれませんが、このような立場になると、番組収録上、ケン(買わないで見ているだけ)は許されないのでしょうね。私なら買い方がトコトン迷ったら、そのレースは買いませんが、やはり競馬場に行くとたとえ単勝馬券でも買ってしまします。臨場感を味わいたいのかな。
