先週私は80歳になりました。70歳になった10年前は誰も私をお祝いすると声を掛けてはいただけませんでしたが、80歳はなんともにぎやかで、社会をお騒がせしております。みなさん ありがとう!
もともと感激症ではない私は、「そういうものだ」と現実をそのまま受け入れることが多く、メデタイなどと声を高くすることもなかったのですが、さすがにやはり男性の平均年齢まで到達したことを、周囲でなんとなく気づいた人たちがいました。私はひねくれ者でもないので、お祝いしていただくとのお申し出には素直に、感謝しながら好意をお受けしました。
そうなのかな、今では寿命が延びて折り返し点は80歳なのかもしれなと意味不明のことを考えました。そういえば、最近のテレビでは、80歳前後の方がお亡くなりになったり、もしくは病気になったりとしきりと放送しています。本当は、私が80歳に近づいたので、その類の放送が、無意識の中で妙に耳に引っかかったのかもしれません。わたしの日頃を知っている後輩が、「吉野さんは元気で、ながいきできるので、見習いたい」と思ったのかもしれません。10日、京都ではG-2の京都大賞典が開催されました。キタジマサブローの持つキタサンブラックが春の天皇賞に続いてまた勝ちました。北島三郎 令80歳でした。
わたしは表面は、日焼けもしていることもあって、健康に見えます。しかし、80年も生きていると、(当然と言えば当然ですが)、生活習慣病に少しづつ侵されてきています。それが年を取るということですね。ともあれ、これからも皆様の期待に添うように生きてみましょう。
新月や 80にして 有る未来