随分前に橋本駅の近くで何気に飛び込んだラーメン屋、あとでわかったのですが、それが私と八王子ラーメンとの初対面でした。最近新聞にとりあげられて、八王子ラーメンを忘れていた私は再び興味に駆られました。
新聞によると、最近は八王子ラーメンは市民権を得て、しっかりと固有名詞が市民に定着というか、認識されているようです。ところが、人気のラーメンらしく市民とか周辺の顧客に愛されて、今ではむしろ開店テンポが速くて競争激化になっているそうです。簡単なんですね、儲かるとなったら素早く店が出せるのがラーメン稼業です。
そうなると、腕がまだ足らない新人まがいのラーメン職人が増えてきます。それではいけないとばかり八王子ラーメン協会(そんなもんあるかしら?)はちょっとした基準を作って品質管理をしようかということになって、しばらく前に正式に(?)キザミ玉ねぎを乗せるのが本場の「八王子ラーメン」ということになりました。
八王子ラーメンは15年くらい前から「うまいラーメンがあるぞ」という噂が多摩市とか八王子周辺に出始めて、では八王子ラーメンとはなんだろうということになった。そこではっきりと性格付けられる特色は「だし」と「トッピング」だったのです。それは当然です.これに麺を加えれば、それだけで十分、ラーメンの構成要素のすべてですから。だしは鶏がらと小魚で、いわゆるトンコツとは一線を画しています。
最近八王子市をカメラ散歩して立ち寄った「びんびん」という店はハッピのような着物を着て働く若い女性が3人。一見楽しそうではありますが、女性だけのラーメン店ってなんだろう。女性の客を狙った作戦か。そのときは効き損ねたので次回は聞いてみたい。味ですか。疑いもなく八王子ラーメンです。おいしかった!!一度お試しを。