最近寒くなったせいか、やたらと温泉に入りたいと思います。もともと温泉は興味なしでしたが、最近こんなことがあって「そうか温泉か」、と再評価をしています。

  1. 栄誉に輝くノーベル賞をもらった大村博士が、山梨県の韮崎に、美術館を建て、韮崎市に寄付をされ、そのあと温泉を当てて温泉を経営していると聞きました。そうですね、美術館で感性とか知識欲を刺激して、温泉で温まるというのは悪くないぞ、と思った次第です。韮崎市というところはわたくし的には比較的土地勘があってインターからよく出入りしているので、何となく行きやすいのです。大村氏は、山梨県と韮崎市が誇るノーベル医学生理学賞の受賞者ですから、私のような門外漢であっても興味は持てます。そのうえ、山梨県の親せきの奥様に聞けば、近所に蕎麦屋もあると。これなら一石二鳥だなと、混み合っているというのを承知で出かけようと思い、早速行動に出ました。韮崎市の田舎の畑の中に美術館と温泉と、蕎麦屋が混然一体となって田畑の中に溶け込んでいて好ましい風景となっていました。そこには大村博士のコレクションとなる女性美術作家が90点展示されていました。
  2. 秋山温泉のことがテレビで取り上げられました。日本はどの県でも温泉がわきます。ですから温泉ならばよりどり見どりではありますが、ここは私が以前から「道志村」が好きで、中央道の渋滞を避けて何回か通り過ぎたことがあります。舗装もしていない山道を4輪駆動車で堂々と走った思い出もあります。この道は確か都留から上野原まで続く山道で、ハイキングとかゴルフの行き帰りにちょっとだけ近道として利用するのですが、足元は悪いので、SUVの方が楽だとは思います。
  3. 最近高尾山ののぼり口「高尾山口駅」前に京王帝都が建てた「高尾温泉」があります。あまりお熱の上がらない私は、まだはいったことはありませんが、駅ごとに宣伝ビラが貼ってあるので、気になって、ついに行ってみることにしました。私の方程式は、まず高尾山に登って、帰りに温泉によって、缶ビールを手に入れて、京王帝都電鉄で席に座ってビールを飲み、寝込んでしまうことです。私の経験では、これこそ至福の時間と言っていいでしょう。それ以上のものは要りません。