ついに中野信子氏が新書(文春新書)を発行しました。タイトルは耳慣れないサイコパスです。中野博士は私のブログに出現したように、私の好きな3人のリケジョの一人です。あとの二人は医師の友利新さんと、弁護士の山口真由さんです。3人とも男性に劣らない経歴と実力を誇り、最近はマスコミへの露出も多い人たち、その上美人です。
中野さんは脳科学者とマスコミでは宣伝されていますが、なんか響きが変です。正しくは医学博士で脳の研究をされています、と紹介すべきでしょう。この方は、私はトランプ大統領が出現した時に、もしかして、社会に対してあるメッセージを発するのではないかと予想していました。それがサイコパスという、精神病体質のことをさす呼び名をあてはめてきたということになります。
サイコパス人間(PSYCOPATH)はものすごい才能というか、強い性格を持っています。
ヤフーの検索によると:
良心が異常に欠けている
他者には冷淡で共感がない
行動に対して責任を取らない
罪悪感が皆無
自尊心が過大で自己中心的
口が達者で表面は魅力的
などがサイコパス人間の要素で、極端な残酷、無慈悲、エゴイズムといった性格によって、反社会的な人間になる。まるで、凶悪犯罪者のようですが、犯罪を犯さなくてもこういう性格をもって社会に溶け込んでいる人もいます。職業的には企業のCEO, 弁護士、マスコミ人間、外科医、などに多く見られるようです。
そこで、中野氏はきっと出版社からのお誘いもあったと思いますが、トランプ大統領をイメージして、ここに書き下ろしを上梓したのではないかと私は憶測しました。トランプ大統領は今や、悪役の代名詞みたいに言われていますが、本当はどうなんだろうといぶかっている人も多いと思います。私は、ともかく中野信子さんの新書を読んでから考えようかなと思っています。