私の時代では考えられない、知らない同士の人たちが、お料理とか、宿とか、車などでシェアすることが日常茶飯事になってきたようです。11月5日発行の日経ヴェリタスのスマートライフ欄にも明らかなように、知らない人たちが、料理をシェアして、作りたてのお料理をほおばりながら、新しい友人関係を築いたりしていると報じています。

私のマンションの前の土地にタイムズという駐車場が新規にできて、コインを支払う駐車スペースの外側に「タイムズ カー シェアー」の車が駐車しています。日産やマツダの新車同様の中型車が常時駐留しています。時には会員の運転手があわただしく乗って出かけたりしているところを目撃しながら、最近は「カーシェアーってきっとうまみがあるんだろうな」と思うようになりました。貸す方にも また 使う方にも。

聞くとことによると、タイムズ駐車場では全国のカーシェアー用の車の保有台数は18000台と業界一位とのこと。雪の降る地方では全車にスタッドレスタイアをつけているそうです。私は毎日車の出入りの様子を見ていつの間にかカーシェア事業に興味を持つようになりました。

私の時代には他人となにかを共有することなどは考えられませんでした。今の30代の人たちは、故郷から学校に入るため上京したり、新しい職場出働くために上京したり、独身の年頃の人たちが共同生活をしたり、結婚していても、シェアハウスに住んでみたり、実に上手にシェアをいう制度を使っているようです。シェアハウスと言えば、私の住むマンションの裏には「コレクション ハウス」という名のアパートがあって、住居である部屋以外の部分が共有になっていて、時々餅つきとか何かのお祭りごとをみんなでしているようだ。そういう催しごとの案内のビラがポストに入っていることもありました。屋上では植物を育てていて、まさにシェアそのものです。

ところで、上場されている「パーク24」(タイムズブランド)の株式ですが、そのような有利な事業に挑戦していながら、株価はほぼ毎日うのように下がっています。御興味ある方は、コード 4666 をチェックしてみてください。