私のカメラ仲間にNさんがおります。Nさんは三越伊勢丹HDのOBで、時々当時の経験などを話してくれます。ある年末、いつもの通り子供(特に女子中学、女子高校生向け)の用品売り場に出勤したら、上司が「3階に行って来い」と言ったそうです。その意味は3階には生地を売っていて、その生地を見て翌年の女性ファッション(決め手は色とスカートの膝のライン=ヘムライン)を占いなさいと言うことだったのです。
Nさんは3階を見てから売り場に戻ると、先輩がどうだったか聞いてきました。「いえー、特にこれといって、、、大体がグレイとか黒とか、、、」と答えましたが、加えて「そういえば、ちらほらとミドリの生地が混じっていて、すこし目立ちました」と加えたそうです。で、ミドリの意味はと言うと、 Nさんは「売り場の中では、まだらだったけど、ミドリ色は、無論来年は景気は少しいいというサインだよ」と私たちに教えてくれました。
ここからは、わたしの観測です。テレビで先日、女性のコーデを競う番組がありますが、その中で、一組がミドリのドレスを選んだのです。私は、N氏の言葉を思い出してびっくりしました。そうかそうか、2016年は出だしは世界的に大混乱だけども、きっと後半は繁栄を喜ぶ環境に変わるかもしれない。そして、24日の日曜日、家人がゴルフの練習に出かけましたが、着ていたジッパー付のスポーツジャンパーは鮮やかなミドリ色でした。