帰宅して、ふと気が付くといつも肩からぶら下げているショルダーバッグがない(と思い込みました)。いったいどこに置き忘れたのだろうか?パニックに襲われた私は一生懸命に思い出そうとしました。以前にも物入れをどこかに置き忘れた経験があって、その悪夢が再び襲ってきたのです。わたしは、生活習慣として、お財布、のほかに運転免許証、キャッシュカード、クレジットカード、さらには保険証などを一緒にショルダーバッグに入れて持ち運ぶ習慣があるのです。何しろ一括しておけば便利ですから。めんどくさがり屋の典型ではないでしょうか。
ところがその習慣が時には命取りになります。そのバッグをどこかに置き忘れたり、誰かに取られたりしたときには、もう目も当てられません。このたびは置き忘れたのかも知れないと最後に立ち寄ったドラッグストアに戻ってレジで確かめましたが、ショルダーバッグの忘れ物はないということで、私はがっかりしました。もう10年以上も昔ですが、タクシーの中に財布を落としたとき、また車上ドロに会ってバッグをとられたとき、私はカード会社に電話して、いくつかのカードを差し止めてもらいました。また運転免許証は再発行してもらいました。むろんキャッシュカードも再発行してもらいましたが、その手続きの面倒なこと。以来、二度とへまはやるまいと思っていたのです。
日頃家内が私に勧めるのは、カードとか免許証は別に保管してょうが安心でいいということです。タクシーの運転手と雑談した時も、財布と免許証は別々に保管したほうがいいといわれました。そういう知恵を無視して一緒にしておいた自分の不明を恥じるのですが、考えてみると今回、最後の買い物をしたドラッグストアでは支払いを済ましていて、あとは家まで車で帰ってきたので、そのストアにおき忘れていなければ、車内か家の中にショルダーバッグはあるはずだと、冷静に考えてみました。そこで、もう一度帰宅前後の自分の足取りをなぞってみましたところ、自分が無意識にショルダーバッグをいつもと違う場所である、椅子の背にひっかけてあったことを知りました。無意識だったので、思い出すこともできません。
一件落着ですが、どうもすっきりしません。私は、友達などにお聞きして、どのような保管、所持の仕方が私のような老人にはふさわしいのか、もう一度学びなおすつもりです。このブログをお読みになっている方、もしお知恵があれば拝借させてください。当面は財布はお金のみ、カードは別に、また免許証も別途保管しておいて、必要な時に財布とは別の場所に入れて持ち運びいようかなと思っています。
ヤレヤレです。こういうような苦い経験は皆様にはないのでしょうか?