右目の手術を4月14日に予定していますが、私の指は早くも、アマゾン目指してバタバタとキーボードをたたいているのです。持っている眼鏡をかけても今はよく字が見えないので、アマゾンからたとえすぐに注文の本が届いても、ただただ書架に積んでおくだけなのです。かつて英国人の仕事仲間のロバート ローナス家を訪ねた時、応接セットを囲んで、その壁側に書架が仕組んであって、本がずらりと並んでいました。仕事が忙しいのになぜ?と聞くと、退職したら読む本を今か用意しておくのだと言ってくれました。私には高校3年になる孫がいて、私の蔵書に興味を持っていてくれます。我が家に遊びに来ては、その中から数冊は持って帰ってしまいます。最近ではバフェットに関する本を3冊だったか持ち去りました。

私にはそれがうれしいのです。ということで、私がアマゾンに注文するときには、もしかしてそのコータロー君がもって帰ってくれるかもしれないという淡い期待をしてしまうのです。

今回注文した本もそういう可能性に賭けて注文してみたわけですが、果たして。

MBA必読書           永井孝尚著
インデペンデント シンキング   宇田左近著
世界標準の経営理論        入山章栄著
停電の夜に(小説)    ジュンパ ラヒリ著

ほかに2月に発注した:

21 Lessons      ユバル ノア ハラリ著
IDENTITY       フランシス フクヤマ著

などです。私も無論興味があって、読み進みたいのですが、何しろ一日数ページしかすすみません。それ以上無理すると、目が痛くなるのです。バフェットの時は、後からたくさんの質問が届きました。中にはキャッシュフローは株式投資する場合どのくらい重要なんだろうか、というようなものも混じっていました。私の現役時代、CF についてはあまり重視していなかったので、十分な説明ができなかったのを覚えています。1年前に目を悪くして、初めて私は読書が好きなんだなと自覚しました。