アメリカのファッションリーダーであったケイト スペイドが亡くなった。自殺と言われている。「いまだ若いのに、、、命をなくすとは、、」。このような美人のファッションリーダーが亡くなるとは、業界に無知な私にもショックである。
報道によれば、ケイト スペイドはうつ病と闘っていたらしい。明るくて、上品、だれにでも手の届く価格のファッションで、世界中で人気だったようだ。伊勢丹立川店ではKATE SPADE NY ブランドがコーナーを彩っている。ライバルはネットの順列をさぐるとサマンサ タバサ あたりのようだ。つまり、ハンドバッグにすると20,000円~60,000円あたりの価格帯で、グッチやエルメスとは違う。
つまりより大衆的ということなのだ。ごく最近コーチが 24億ドルでブランドを買いたいと申し入れているようだが、ケイトのうつ病がそこらから来ているかどうかは知らない。しかし、ケイトは夫のアンデイーと娘の名前を使った新しいブランドを起こし始めていると言われる。うつ病は突然の死をもたらすのか、夫のアンデイーは「気配に気づかなかった」と言っているらしいが、遺書はあったようだ。
ファッションブランドはその強さのゆえに独り歩きし始める。私はデパートの売り場の横を通り過ぎながら「虎は死して皮を残す」という言い伝えを思い出していた。彼女が自殺して、今やネットではケイト スペイドというブランド商品がどさっと展示されてきた。