3月、ちょうどコロナ騒動が始まったころ、私の家内が 「帯状疱疹」を発症しました。昨年末に予防注射をしていたにもかかわらず、素人目にもこの病気は重態に見えました。症状は顔の左半分、その上の頭の部分が痛く、かつ かゆいような感じだといっています。原因は?私に経験がないので、診察は、取り合えず 眼科に、そして眼科から皮膚科に移りました。

痛みは相当大きく夜も寝られない状態だそうです。さっそく、対応の薬(リリカを含む)、安定剤、血圧降下剤を、手に入れたようです。恐ろしいことには、目に近いところに疱疹ができると、失明することもあるという話です。いったい帯状疱疹とは何だろう。いろいろ聞いてみると、子供のころ水疱瘡の予防注射をした際に、体の中にウイルスが残って(潜んで)いるということで、その隠れウイルスが突然出てきたわけです。

コロナとは まったく肌合いの違うウイルスなんですね。どうして突然できたのだろうか、さらに調べてみました。コロナは人間を滅ぼすウイルスです。しかし、帯状疱疹は人間に反省を促す(命を守れという)ウイルスなんですね。人間は過度の労働、精神などで緊張が高まりピークに達することも少なくありません。簡単な話オリンピックを目指す選手は能力限界に挑んでいるわけですね。精神と肉体の限界が近づくとこのウイルスが体の表面に出てきて、ウオーニングの役割を果たすそうです。

私の家内は、コロナの最中に、つまり心身ともに緊張が取れずに、ついに症状として出てきたようなのです。あとでわかったことですが、その中には同居のわたくしが、健康管理に無頓着だったことも含まれています。私は、それを聞いて反省をしました。そうか連れ合いを愛することというのはいろいろな形があるわけで、余計な心配をかけさせない気配りも必要なんだなと、反省しきりでした。

そうして10月、ついに病気ははっきりと快復して、日常を取り戻したわけです。精神科で最後に処方された薬は(多分)鬱の薬だったのではないかと推察しています。この経験は私にも良き教訓を残しました。予防注射に過度に依存するな、連れ合いの「あんしん」の方向に生き方のかじを切れ。と。