何年かに一度くらいは起こる出来事ですが、10月20日の京都で起こった珍事です。メインの11レースに組まれた室町ステークスは、3歳上のオープンで距離はダート1200米。人気が割れていて、当たりまくるデムーロのマルカベンチャーが1人気でしたが、京都得意のテイアップワイルド(池添)、連投のファリダット(幸)、3歳の雄ワールドワイド(小牧)も注目されていました。
オープンの1200米はポンとゲートを出たら、各馬はチカラがあるので、行ったきりになると思いました。1200米ならバンバン逃げて逃げ切ってしまします。ということはなかなか軸が決まらないという競馬になりそうです。ともかく、⑥テイアップと⑤マルカベンチャが1着、2着に入って、3,4,5着が写真判定になりました。私はたまたま⑥-⑤の馬単をもっていたので、写真判定は気にしなかったのです。これが3連単とか3連複を持っていたら、判定が出るまではドキドキものですが。そして私の関心は、10分後にスタートする東京の富士ステークスに移ってしまいました。ところが忘れていた室町がなんと、12分も判定に時間をかけた写真判定にかかわった3頭とも同着というではありませんか。え?私はいいとしても、これは馬券の払い戻しが複雑になるなというのが私の最初のリアクションです。
それまで、強いデムーロを首差破った池添はたいしたものだと、喜んでいたのですが、そういうことよりも、複勝、ワイド、3連単、3連複の馬券をもっていた人たちはびっくりしただろうな、とおかしくなってしまいました。その可笑しさを誰かと分かち合いたくなって、今回ブログしました。
参考までに、3着、⑧タンジブルアセット、⑭ワールドワイド、②ファリダットが絡んだ馬券の配当を下記に付録します。
3連複 2-5-6 980円 3連単 6-5-2 6880円
5-6-8 2010円 6-5-8 13310円
5-6-14 590円 6-5-14 4620円
ワイド 5-6 280円 2-6 380円 6-8 570円 6-14 280円
2-5 200円 5-8 370円 5-14 150円