今年の夏はオリンピックが遠くであったり、国内では水害がいたるところで発生したり、落ち着かない夏休みになりました。毎年遊びに来る二組4人の孫たちと、二組4人の親たちも我が家には寄り付かなかったのです。つまり、例年に比べ夏の我が家はガラガラだったのです。

孫が来れば孫の面倒を見たり、いっしょに遊びに出かけたりで、それなりにいそがしかった夏休みですが、ことしは静かに過ごしました。しかも私は家内とは別行動でしたので、一人生活を3週間ほどやりました。自分だけで生活するということは大変ですなー。心身共にほとんど女性になり切らないといけないようです。慣れているつもりですが、それが毎日となるとだんだん面倒くさくなります。

外出の時は電気ガスのスイッチを切ったかどうか確かめ直して、出かけます。水道の栓も締めたかどうかも確かめます。時々途中から帰ってきて確かめることもあります。何しろ家の中にだれもいないので、遠隔地から携帯電話をするというわけにもいきません。洗濯は一番楽です。洗濯機に液体洗剤を入れてスイッチを入れるだけですから。あとは干すだけです。食事は朝はご飯にするかパンにするかを決めなければなりません。決めないと飲み物とかおかずにミスマッチ、間違いが生ずるのです。和食の準備をしながらコーヒーを入れてしまうこともあります。

夜は外食が中心ですが、これがお魚とか和食をいつの間にか遠ざけて、から揚げなどの油っぽいおかずに近づいている自分がいます。又食事の前には必ずビールを飲んでいます。誰も見ていないので、あまいお菓子とか揚げせんべいなどを冷蔵庫に買いだめしてしまう悪習慣も出ました。ゴミは生ゴミとそうでないものを区別して、管理しなければなりません。あーあ、めんどくさい。

一人で生きて、一人で生活をするということは なんて、大変なんだろう。さらに加えて、蓄財なども人任せにできないし。ホント、一人はまずいなーと思った夏休みでした。