秋は収穫の季節ですが、私は最近の株式市場の暴落を見て、少なからずの株が配当利回り3%以上にあがってきたのを学びました。つまり私のように配当を重視する投資家には、「来年3月までの六か月間、収穫の季節がやってきたぞ」と、ものによっては下げに向かって(さらに下げたら買うというような態度)、場合によっては値上がり益も、と不埒な考えをもちました。銘柄は問題児を除いてきりのいい10銘柄にしました(問題児とはたとえば、タコ配をつづける武田薬とか無理して配当を出している大塚家具などです)。

コード  銘柄名   基準の株価   16年3の予想EPS  予想配当  ROE

1878 大東建   12030円    808.0     398   27

2121 ミクシ    3950     645.1     129   97

4327 日本SHL  2525     192.3      92   18

6301 コマツ    1734     150.7      58    9

6724 エプソン   1638     195.7      60   14

7201 日産自    1036     115.7      42   10

7751 キャノン   3405     233.5     150    9

8031 三井物産   1312     133.9      64    6

8219 青山商事   4590     222.5     155    5

9437 ドコモ    1961     121.1      70   18

配当利回り(16.3期)

大東建  3.32%   日産自  4.08%

ミクシ  3.35    キャノン 3.43

日本SHL3.64    三井物産 4.88

コマツ  3.35    青山商事 3.79

エプソン 3.66    ドコモ  3.47

私は9月29日の引け値を基準日価格と名づけました。なぜかって?それはその価格以下なら投資して、その価格以上ならあきらめるという考えです。そうしたメリハリをつけることによって利回りを確保しようと自分に言いつけるわけです。