こういうことを言うのかな。数年前に報道されていた テンセント(中国の玩具、ゲーム会社)の「スイッチ」参画が本決まりになりそうだという報道で、株式市場が沸いた。テンセントについては以前も報道されていたが、だれも本気で取り上げようとはしなかった。なぜか。

それは中国におけるゲームの販売は許可制だから。中国の軍事、共産党政権はきっと西洋のゲームが中国という国を、そして若者を滅ぼす陰謀だろうなんて思ったのかもしれない。

がついに当局は大衆の圧力に屈指したのか。4月19日、任天堂の株価は5000円ほど急騰して、話題をさらった。任天堂を保有していた投資家は、待っていた甲斐があったというものであるが、同時に新聞では部品の供給会社 ホシデン にも触れていて、当日のホシデンの急騰理由(1148円 +150)を任天堂に対するスイッチの部品供給会社と解説した。株式市場は親子上場の欠点を問題にするが、こういう親戚のような関係会社株価の上昇には誰も問題視しない。(私事ですが、目の病が良化してきましたので、ふたたび登場させていただきます。長い間お留守をして申し訳ありませんでした)