戸崎騎手が誕生したからか、C and M デムーロ兄弟ががんばったからか、どういう理由か知りませんが、あれだけ強かった内田騎手がファンの期待を裏切っています。4月28日天皇賞春のゴールドシップは単勝1.3倍という圧倒的支持にもかかわらず、フェノーメノに名をなさしめ、5着に沈みました。私をはじめ多くの競馬ファンがあっけにとられてしまう負け方でした。

もともと単勝の一倍台の本命馬は、1着か2着に来ることがほとんどで、5位や7位に負けることは少ないのです。単勝1倍台の本命はたぶん10レースのうち7-8レースは1,2着にきているような気がします。武が勝てなくなってから内田は中央競馬の花形騎手になったのですが、どうしたことか最近は冴えません。というか、期待を裏切ることが多くなりました。誰か早く気づいてレポートしてもらいたいのですが、5月4日(土)東京では12レース中10レースに騎乗してゲルマンシチーという一番人気の馬にまたがって1勝した以外は負けています。特に一番人気馬にまたがった1,3、レースと2番人気の馬の9レース、は15着、14着、9着と想像もできかねるほどの惨敗です。

4月27日(土)は一度も勝てなかったうえ、3回一番人気に支持されながら、4着、5着、そしてダービートライアルの青葉賞ではレッドレイヴンが11着と、なんとも情けない結果でした。明け28日は上記天皇賞の日でしたが、12R でオリオンザポラリス尾w7番人気ながら1着に持ってきました。唯一の好騎乗でした。

そして、5月5日(日)NHKマイルではヤネ内田のエーシントップが一番人気になりましたが7着に負けました。ほかに6レース、10レース、12レースは2番人気でしたが、3着、8着、7着に負けました。誰だって「内田よ、一体どうしたのだ」と聞きたくなりますね。逆に人気うすの馬に乗って上位に入ったレースがあったかというと、残念ながらありませんでした。優秀な騎手は人気のない馬に乗っても、チカラと技術で人気以上に馬をゴールに導くものです。

これから数週間、私の馬券戦術は内田騎手から遠ざかることになるような気がしています。本当におかしいですね、最近の内田は。失礼な想像になるかもしれませんが、昨年頚椎回りの怪我をしていますが、それが再発しているのではないでしょうね。ムリは禁物です。