競馬界が沸いています。今年新らたに免許を得た8人の騎手のたまごが昨日の土曜の中央競馬に出場しました。その中に紅一点 「藤田菜七子」(ふじたななこ)さんがいました。若干18歳、まったく男女差別がない ガチ勝負の競馬の騎手を職業に選び、見事合格したのですから大向こうの拍手はなりもやまず!

既に先週の金曜日に地方競馬、川崎で5レース訓練騎乗させてもらい、昨土曜は中山にデビューです。川崎では見事に2着を取った、ヒロインは中山でも大活躍でした。2レースにネイチャーポイントと言う3歳未勝利(それまで 9-5-10着)に騎乗して、さっとスタートすると(これはうまいスタートでした)道中馬込みで走り、直線に向かうと、馬込みの外側を、ムチをなん発か入れて、ぐんぐん追い込んであわやの2着、惜しかった。

16年ぶりの女性騎手誕生に大騒ぎのファンでした。川崎競馬場では、先日行われた川崎記念よりも入場者が多くて、関係者も驚いたことでしょう。オグリキャップ、ハイセイコーとか三浦騎手、デムーロ騎手とか、何かと話題が盛り上がる競馬の世界ですが、今回も少々過熱気味です。無論その素質があるわけで、18歳の美人、鍛えたカラダ、女性らしい笑顔、何をとってもファンを魅了したようです。

菜七子騎手の目標は豪州から来日していた、リサ オールプレス騎手。彼女の騎乗ぶりを見ると、私のようなアマが何かと意見を開陳するのはなんですが、馬へのあたりが柔らかそうで非常に優れていて、すぐに初の勝利を、彼女の身元を引受けた根本調教師にお返しができそうです。