競馬を通して知り合った紳士の奥様が、アグネスタキオンの仔が出走するたびに、単勝、複勝などの馬券を買うようです。つまり、タキオンの系統ならば即買いという判断です。そういうファンもなかなか得難いとかねがね思っていました。で今日、私の一押しですが、直観的に「スクリーンヒーロー」と出ました。そうですね、グラスワンダーの血統を継ぐ馬で、母父がサンデーです。古くはメジロの母方の血統を継ぐ良血です。

菊花賞の3着に飛び込んだゴールドアクターがアルゼンチン共和国杯で優勝した時に私は決めました。これからはスクリーンヒーローの仔を応援するぞ! そしてそれらが出走するすべてのレースの単勝と複勝を買いつづけるぞ!と。長距離に強く、晩成型の父スクリーンヒーローは安田記念を勝ったモーリスという4連勝中の素晴らしい馬が健在です。今週、11月22日のマイルチャンピオンシップ(G-1)でも活躍すると思われます。ほかに毎日杯を取ったミュゼエイリアン、シンザン記念を勝ったグアンチャーレなど父スクリーンヒーローの子供たちの有力馬が控えています。

2014年には90頭ほどの種付けに終わったスクリーンヒーローは2015年は200頭近い種付けをやったそうです。きっとマイラーどころかステイヤーがどんどん出世をしてくるに違いありません。サンデーサイレンスほどではないのですが、少なくともタキオンの向こうを張る名馬にはなれるでしょう。これって断定し過ぎでしょうか?ただし、弱点ですが、父スクリーンヒーローの子供たちは重馬場には弱いというのが通説です。

因みに11月8日の京都8Rではヨヨギマック(3着)、フジノサムライ(着外)、そして東京5R新馬戦ではウインドオブホープ(3着)などが健闘していました。11月の21日(土)の東京11R 錦秋Sには、なんと 1枠に2プロトコル、とクライアウマイルの2頭、ともに父スクリーンヒーローでした。このレースでは、プロトコルが見事に勝って、単勝540円、複勝210円つけました。ちなみにクライスマイルは惜しくも4着でした。