競馬界では頭にサトノとつけば馬主は セガサミーHD社の会長兼社長の里見治氏と決まっています。今競馬ファンの間では、サトノダイヤモンドと言う良血馬の次走が話題になっています。サトノダイヤモンドは皐月賞3着、またダービー2着という一流の足跡を残していよいよ秋のG-1 レースに挑むようです。

先週の日曜日にパリのシャンテイ競馬場で開催された凱旋門賞の前哨戦にはマカヒキがルメールをヤネに快勝しました。2016ダービーではマカヒキに敗れたサトノダイヤモンドも当初凱旋門賞に参加する予定でしたので、ちょっと惜しいです。

ところで、15日の新聞にはサトノダイヤモンドの馬主の里見治氏が申告漏れで、税金を追徴金として支払わされたという記事がありました。ヤフーなどへの書き込みも少なくなく、里見氏が脱税を意図したとはだれも思っていませんが、利益と「相殺できる損失」の解釈に当局と違いがあったようです。私は里見氏の所得とか、納税額とかには全く関心がないのですが、それよりも、せっかく築き上げた名門馬主のお立場を投げ出してもらいたくないという競馬ファンの一人としての独り言、があるわけです。

サトノと言えば、長い間サトノノブレス(父デイープインパクトは同じ)とかサトノラーゼンで頑張った馬主さんですが、このノブレス、2000米以上の天皇賞とか宝塚記念などでは負けてしまって成功したやには見えなかった戦績でしたが、今サトノダイヤモンドをひっさげて、花道をゆく構えです。私は秋の神戸新聞杯>>菊花賞のコースを勝ちあがっていただけたら嬉しいと思っています。