高校生の諸君、私は提案したい。「生きた英語を身に着ける」方法として、(本来は外国人と会話の機会を見つけることが手っ取り早いのではあるが)、もっと面白くてためになる方法があるのだ。英語力をつけて将来に生かしたい人たちに提案したい。

さて、とりあえず、英語を使えるようになるには:

  1. 会話教室に通う(金がかかる、が親が持つ)
  2. 英語圏の国々を旅行する(ものすごく金がかかる のでアルバイトも必要)
  3. 英語を使う友達を作る。ただし男の子は男の友達がいい(割り勘でいいのだ)
  4. 女の子だと、お互い次第に話は少なくなって、見つめ合うばかりの間柄になってしまい、会話が途絶えて役に立たない。(時として金がすごくかかる)
  5. 目標は低くする「英語でお話しするときは、ただ通じさえすればよし」で文法とか発音とかは気にしない。ひたすら相手に自分の言葉の意味が通じればいいとわりきる。
  6. そして、私の今日のお勧めは、映画の「スパイダーマン 2」だ。この映画、登場人物は少なく、会話のセンテンスが短い。善悪などそれぞれのキャラがはっきりしている。
  7. つまり、会話中のテロップを気にしないで、ただ想像しているだけで、およその中身はこんなものかと中身がわかってしまう。
  8. そこに出てくる俳優たちは、スパイダーマン(S)、その彼女(M JANE)、Sのライバル(元の同級生)、Sのおじいちゃん、ライバルのお父さん、くらいのものだ。
  9. もし私が塾の先生だったら、宿題として「スパイダーマン2を見てくること」を課す。ただ昔と違って、全席指定席が一回ごとに交代なので、3回も続けて見られない。

人間は社会的動物である。環境が変われば自分も変われる。否応なしだ。そこが上達の秘訣といっていい。ただ英語使いの若者が少なすぎて、友達を作るのが大変だ。日本は何から何まで孤立している(政治、哲学、天皇制、通貨、言語、モラル、慣習など)。だからと言ってコミュニケイション(自分の意見を言う、人の意見を聴く、議論する)の手を抜くことは「あなたが損をする」だけなのだ。