むろんタイトルはジョークです。コロナ騒動でわが人間が住む地球環境は殺風景な風景になってしまいました。まして人出の多い街、駅前広場、飲み屋街などは恐るべき空虚感に支配されています。そこでというわけではないですが、私のかわいい、美しい恋人を紹介したいと思います。アニメ映画からの引用で、「主人公のアリータ」は「漫画昨家 本城ゆきと」の創作のSF漫画の主人公(漫画雑誌は1991-1995に集英社から刊行)で、アメリカで映画化されるときに、主人公の名前を Alita と変えているのですが、今になって、日本ではWOWOWなど局の ビデオ放映が盛んになっています。英語のタイトルは「Battle Angel Alita」といいます。

若い人達にはも早「過去の アニメ」かもしれませんが、私にはあの美しい、独特の大きな目を持ったアリータが新鮮です。しかも、題名の通りものすごく強い、惑星から来たお嬢さんなのです。記憶装置が働かず、自分のヒストリーは謎ですが、強力なロボット相手に八面六臂の活躍をして、まあ、邪悪を滅ぼすのです。多分「吹替え」のことでしょう。主役はローラ サラザールというハリウッドの女優です。この女優は見かけは地味で、検索してもオーラなどはありません。つまりアリータのような作品では声と女性としての造形(映像?)が 鍵でして、この少女のようなセーターとパンツ姿の小柄の若き戦士が私たちの目を引きつけて、虜にしてしまうというわけです。

遠慮なく言わせてもらえば、アリータとローラと比べると月とすっぽんほどのちがいがあるのです。アリータは目の大きさは人間の3-4倍はある、目ですべてを物語る効果を出すように仕上げてあるようです。このみどり色の目には本当に引き付けるものがあって、今までアニメに疎遠だった人たち(私を含めて)は、必見のロボット映画なのです。アリータはボーイフレンドができて、好きになります。ほかのロボットは結社からアリータを追い出そうとします。ロボットは団結して戦かったり、好き嫌いの表現はしますが「愛している」とは言いません。人間ではないので、人を愛することは未知の世界なのでしょう。愛とは何か知らないのですね。そして自分の好意を彼に伝えるために、自分の心臓を取り出して、手渡そうとします。これがまたほかの大きな戦闘ロボットを刺激して、戦いが起こります。

この若い男女は、恋人同士ではなく、戦う同志みたいな関係になっているようでした。