圏央道とは、、、ここではその一部の「八王子―海老名間」を言います。つまり6月末に東名高速と中央道が結ばれたのです。八王子まで中央高速を使って15分の近くにある私の家を中心とすれば、たったの25キロとはいえ、こんなに便利な交通網改革はお目にかかったことがないので、ここに印象記をおはなしします。

ずたずたに切れている、いまだつながっていない期待のバイパスが圏央道です。先日千葉は銚子市まで足を延ばした時にも気づきましたが、圏央道を建設中でした。つまり、圏央道とは東京を囲んでぐるっと一回りしている、中央高速、東北道などを串刺しの産業道路なのです。多くの運輸会社とか関係者が期待している東京都郊外のバイパスです。

今回開通したのはわずか25キロほど、中央道の八王子JCTから東名高速の海老名までです。開通初日は15時から開通ということで、走れなかった私はすぐに出直して数日後と、14日と二回にわたって走りました。八王子JCT-高尾山―城山―相模湖―海老名と走ります。トラックも少なくない、また結構ビジーな道路でした。片道2車線で広くて走りやすく、照明もLEDでしたのでトンネル内も昼間の様に明るいのです。

わたしは海老名で東名高速に乗り換えて、御殿場を通り抜けて、新清水JCTから高速道路を左折して、清水港ICで降りて由比に向かいました。途中興津あたりでは臨済宗の名刹 清見寺(せいけんじ)に立ち寄りました。東海道線の線路のすぐ上に建つ清見寺は見事な作りで、カメラを持ってきてよかったと思いました。そして由比まで足を延ばして、有名な「桜エビの天丼」を試食しましたが、本当のことを言えば、どうしてこんなものを食べにたくさんの人が集まるのか理解に苦しむというところです。

帰りも海老名で圏央道に合流しましたが、1キロの渋滞。それは下りの東名高速から入ってくる車が合流するところの道路デザインが悪くて、各車がブレーキを踏んでしまうのです。ともあれ、圏央道は渋滞解消に役立つ効率のいいつながりができたということです。